ドローン測量のメリット

作業時間と作業人員の削減によって測量費用が抑えられる

ドローン測量は、従来の測量方法よりも観測時間が非常に短いのが特徴です。さらに、作業時間が短くなるだけでなく、作業に必要な人員も最小限で済むことから、測量にかかるコストを大幅に削減できます。

広範囲をカバーできる

ドローンを用いて測量を行うことで、広範囲をカバーできるのが特徴です。例えば、従来の方法で2ヘクタールの土地を測量する際は、少なくても2日の作業日数が必要でしたが、ドローンで測量すれば1時間前後で作業が終了します。ドローン測量でしたら、広範囲を短時間で測量できるのです。

人が立ち入れない場所でも測量できる

使用機器によって異なりますが、複雑な地形や災害現場など、これまで人が立ち入れなかった場所であっても測量可能なケースがあります。従来の方法では大型の機材を持ち込む必要がありましたが、最小限の工数で手軽に測量できる点がドローン測量の大きなメリットです。

3Dデータを簡単に作成できる

航空機を使って上空から測量する方法の場合、高度の高い場所からの測量ですので、点群データの密度が低くなってしまうのがデメリットでした。しかし、ドローン測量の場合は地上100m程度の地点から測量できますので、高精度の3Dデータを作成できます。

ドローン測量のデメリット・注意点

1回の飛行可能時間が制限されている

ドローンに搭載されているバッテリーによっては、バッテリーの持ちが悪く、長時間にわたる測量に対応していません。広範囲の測量が得意なドローンですが、測量範囲が広い場合はバッテリーを都度交換しながら、複数回の測量を行う必要があります。

天候に左右されやすい

上空を飛行するドローンは、天候や風などの影響を受けやすいデメリットがあります。大雨や強風の場合は、安定飛行ができずに測量ができず、最悪の場合は落下するリスクもありますので、注意が必要です。

木や障害物が多い場所は測定できない

ドローンは、木や建物などの障害物が多いエリアでは測量できない可能性があります。地上が見えないと測量ができませんので、周辺環境を確認し、ドローン測量ができるかどうか判断することが大切です。

ドローン測量の活用シーン

ドローン測量は、様々なシーンで活用されています。中でも代表的なのが、建物の施工管理や地形の解析の分野です。

ダムや橋、道路などのインフラ関連の大規模工事を行う場合など、ドローン測量で空撮した画像データを使って土量計算を実施しています。そのほか、高層ビルやインフラの点検やメンテナンスにも、ドローン測量の活用が可能です。今後、さらなるソフトウェアが開発されることで、ドローン測量の活用範囲がどんどん増えていくと予想されます。

香川周辺でドローン測量を検討されている方は、ぜひS-lab Drone Schoolにご相談ください。測量だけでなく、空撮や調査、点検などにも対応しています。ドローンのライセンス取得を目指す方のための受講コースもご用意していますので、詳しい料金などお気軽にお問い合わせください。